経ヶ岳・赤兎山(2024.10.13)

今回の福井遠征で選んだ山は日本三百名山の経ヶ岳と高層湿原で人気の赤兎山です。道の駅「越前おおの荒島の郷」を車中泊の拠点とし、それぞれの山を日帰りで登りました。

第一日:林道報恩寺線登山口~保月山~経ヶ岳~北岳(復路は往復の逆)

第二日:大長山・赤兎山登山口~小原峠~赤兎山~避難小屋(復路は往復の逆)

 

第一日、経ヶ岳。広域林道沿いにある展望台が登山口となります。

 

登山開始早々、ササユリが出迎えてくれました。一日を通してササユリは数株咲いていただけでした。

 

登山道はよく踏み込まれ、整備されています。

 

ブナとミズナラが寄り添うように立っています。アダムとイブと名付けられた、経ヶ岳のシンボル的存在です。

 

杓子岳の山頂に立ちました。なだらかな中岳の向こうに経ヶ岳が聳えています。

 

中岳への最後の登りです。ニッコウキスゲは時期的に早いせいか、ほとんどがつぼみでした。

 

中岳から見る経ヶ岳です。左肩のポコッと盛り上がった箇所が北岳でしょうか。

 

葉っぱの形でナナカマドだとすぐに判別できました。 

 

タニウツギはいろんな場所で見られました。背景は荒島岳です。

 

経ヶ岳山頂に到着しました。北岳に向かってアカモノロードを進みます。

 

北岳山頂。二日間を通じ、白山が最もきれいに見えた瞬間です。画面左奥の巨大な山塊が白山、中央やや右寄りのわずかに雪渓の残る山体が別山です。明日登る予定の赤兎山は別山の手前にあります。

 

中望遠レンズで赤兎山を狙います。なだらかな山体であることがうかがえます。画像を拡大すると右肩に小屋のようなものが見えるはずです。

 

北岳から眺める経ヶ岳の姿です。期待していたほどではなく、次回はわざわざ北岳まで足を伸ばすこともないかな、などと考えながら引き返します。

 

再び経ヶ岳の山頂に立ちました。これから下山する稜線を目で追います。手前から中岳、杓子岳の順です。

 

数は少ないもののユキザサが咲いていました。

 

マイヅルソウは二日間を通じてよく見られました。

 

杓子岳まで戻ってきました。ここからさらに保月山を越えて登山口まで下ります。

 

根元で二つに分かれた兄弟ブナです。

 

気持ちの良いブナ林が続きます。

 

ヤマツツジは山ほど咲いていました。証拠のために撮っておきます。

 

サワフタギ

 

休憩時間込みで6時間半。アップダウンが多い上に傾斜も急なのでそれなりにハードなコースでした。(画像はヤマボウシ)

経ヶ岳の山体崩壊でなだれ込んだ巨石で獅子岩と名付けられています。ここ八町エリアにはこのような巨石があちこちに点在しています。

 

全体的にアップダウンが激しく、結構ハードなコースだったといえます。

 

例によって「あっ宝んど」へ移動してきました。ここから見る荒島岳の姿が何といっても素敵なのです。

 

夕食は「そば処梅林」で醤油カツ丼とおろしそばのセットをいただきました。

 


第二日、赤兎山。ブナ林の中のシダやコケが生い茂る道を進みます。

 

小原峠まであっという間です。

 

広い池が突然目の前に現れました。

 

水面が揺らめいて万華鏡のよう。

 

ゴゼンタチバナは経ヶ岳ではあまり見られませんでした。

 

ウラジロヨウラク。

 

赤兎山山頂より経ヶ岳を望みます。昨日歩いたルートは稜線の向こう側に隠れていると思われます。

 

山頂一帯は高層湿原が広がっています。

 

経ヶ岳では見られなかったコバイケイソウです。

 

高層湿原を木道に沿って歩きます。

 

赤池は

 

湿原でよく見られるイワイチョウです。名前の由来は葉っぱが銀杏に似ていることによります。

 

避難小屋は清潔に保たれています。

 

避難小屋で折り返し、赤兎山の山頂を目指します。

 

ツマトリソウ

 

コミネカエデ

 

オオバキスミレは、スミレ類の中で最も判別しやすい種といえます。

 

ブナ林の規模としては経ヶ岳よりも大きいと思われます。

 

タニウツギは二日間を通じてたくさん咲いていました。

 

面白い写真が撮れそうだなあとカメラに収めました。後でGoogleさんに聞くと、ハシドイという聞いたことのない植物の名を告げられました。

 

トチの花は高い場所に咲いているのでなかなかお目にかかれません。ジャスミンのようなさわやかな香りを漂わせていました。

 

国内産では最も大きい葉を持つとされるのがホオノキです。透過光がとてもキレイでした。

 

 

大雑把に言うと経ヶ岳は尾根沿いのアップダウンの激しい道、赤兎山は谷沿いや湿原を歩くなだらかな道。植生も当然ながら違いはありますが、ともに美しいブナ林を有する魅力的なコースでした。