安楽寺(2026.5.25)

with Pentax Super-Multi-Coated Takumar 50mm F1.4

洛東エリアで最も好きなお寺の一つ、安楽寺。知る人ぞ知るサツキの名所でその数200本と言われています。どちらかというとサツキは見向きもしないことが多かったのですが、今日はサツキに気持ちを傾けてみました。

 

安楽寺の山門です。晩秋には石段が散りモミジで真っ赤に染まります。

 

サツキは見頃を迎えていますが、今日のような強い日差しだと撮影はかなり厳しそうです。(早くも言い訳モード。)

 

日陰を求めて被写体を探します。

 

カボチャをかたどった女の子です。ここ安楽寺では200年以上にわたってカボチャ供養が行われています。

 

変わった形状の灯ろうです。

 

こちらも珍しいパターンの石組です。

 

甘茶(アマチャ)はガクアジサイとは見分けが付きにくいのですが、住職さんが甘茶とおっしゃったので間違いないでしょう。

 

本堂の阿弥陀三尊像には至近距離まで近付くことができます。

 

本堂からは回廊をつたって書院(画面左側)に行くことができます。

 

中庭をわたる風が肌に心地良い。

  

細長い柱状の手水鉢

 

書院からの眺めです。観賞式庭園としては珍しい、植栽だけの庭です。常識にとらわれない感性が境内の随所に感じられるのです。

 

座って庭を観賞する外国人の姿はどこのお寺でもよく見かけるようになりました。やあ、どうだい? 日本文化ってなかなかのものだろう。

 

柴田祥子という人の作品が展示されていました。プロフィールを見ると自分と同い年。震える線を幾重にも重ねて描く独特のスタイルでデビッド・ボウイが「死ぬほど好き」なのだそうです。

 

どの作品も不自由な手を駆使して出来上がったもののようです。

 

画面右方向へと回廊を進むとカフェ椛(もみじ)に行き当たります。

 

縁側に面した特等席が空いていたので、ここで腰を落ち着けることにしました。

 

テーブルの上には甘茶の一輪挿し。

 

手を伸ばせば届きそうなところにも甘茶が。

 

席から本堂の屋根部分も見えます。

 

凝ったつくりは飛騨の職人によるものだそうです。今日は貸し切り状態でした。(本画像を含む以下4枚はスマホ撮影)

 

室内はギャラリースペースにもなっています。

 

背後の建物は先ほどまでいた書院です。

 

英気を養ったところであらためて屋外の撮影に挑みます。(画像は自家製ルバーブソースのパンナコッタ)

 

カフェ椛の外観です。

 

背景に本堂の宝珠を入れてみました。

 

日陰のサツキはうまく撮れていますが、日なたのサツキは色が飛んでいます。

 

サツキはぼかして奥にある石塔を狙います。サツキはやっぱり色が飛んでいます。

 

玉ボケはキレイに出てくれます。

 

画面に山門を入れると画像の品格が上がる気がします。

 

近接撮影を試みます。花びらは絵画のようにとろけてくれましたが、全体的には少し寂しいかな。

 

これは良いバランス!

 

帰る頃になってNHK京都が取材に来ました。地上波での放映は明日とのことでした。放映前に来られて良かった。

 

徒歩で10分程度の法然院まで足を延ばしました。

 

境内にはサツキも甘茶も咲いておらず、色物といえば万両ぐらいでしたが、そのことで法然院の価値が下がるわけではありません。

 

実は見どころは多く、特別公開に拝観する機会があればあらためて記事を載せたいと考えます。(画像は白砂壇越しの山門)

 

法然院からの帰り、参道にて。

 

タクマーレンズだし、おまけに晴天なのでゴーストが派手に出るだろうと高をくくっていたのですが、成果はほとんど得られず。日差しが強過ぎてもダメなのか、それとも単なるレンズの気まぐれか。2年以上、オールドレンズをやっていてもよく分かりません。それだけ奥が深いということかも。