そろそろヤマシャクヤクが見頃かなと思い、霊仙山を選びました。この時期の霊仙山は3年ぶりとなります。前回同様、今畑登山口から出発し、反時計回りに周回しました。
クリンソウが今畑の廃れた集落跡に彩りを添えていました。
よく踏み込まれた道が続きます。
笹峠を過ぎてしばらく行くと景色が一変。
岩ゴロゴロ、胸突き八丁の急坂です。
後ろからも次々と登ってくる人の姿が。
近江展望台です。ここから先はなだらかな尾根上を進みます。
コースから外れ、ヤマシャクヤクの群生地を訪ねます。今回も会えて良かった。
ヤマシャクヤクはやっぱり横から見る、白玉のようなフォルムが素敵です。白玉は画面上部にもいくつかあります。
鮮やかなレモン色はヒメレンゲです。
前回は暴風が吹き荒れましたが、今回は風もなく穏やか。振り返って登ってきた稜線を目でたどります。
向かう先に十字の看板が見て取れます。霊仙山の最高点(山頂とは別)です。
最高点に到着。ぽつぽつとニリンソウが咲いていました。
次なる目的地の経塚山を正面に見据え、どっかと腰を下ろします。ここで昼食としました。
山頂は通らず、直接経塚山を目指していったん下ります。画像はアセビ越しの経塚山です。
グーグルによるとユウマダラエダシャク(夕斑枝尺)だそうです。鳥の糞に偽装しているのだとか。
傾斜がなだらかなので登り返しも苦になりません。コケもきれいだし。
経塚山に着きました。別名北霊仙とも言われ、先ほどの最高点より標高は54メートル低いだけです。
北西側の斜面にこれまで通ったことのないルートがあります。今回はここを下っていきます。
鷲のくちばし!
蛇行するゴーカートのコースを走行しているようで気分が高揚します。
カレンフェルトとコケが織りなす見事な景観です。この後、勝手知ったる登山道に合流しました。
お虎ヶ池は変わらぬ姿でそこにありました。鳥居の向こうに見えるのは霊仙山の山頂(最高点とは別)です。
七合目。今日は眺望がまったく冴えません。ここから急で滑りやすい登山道をひたすら下っていきます。
十数年前「イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか」という書籍を読みました。植物の過酷な生き残り戦略に感銘を覚えたことを思い出します。
エビネは笹峠付近でも見られましたが、ここのが一番キレイでした。
ヤママユガの一種でオオミズアオ(大水青)といいます。月の女神という異名を持ちます。
成虫には口がないので物が食べられず、寿命は長くて十日とのこと。哀れ…
見晴らしのきかない五合目見晴台。今日の天候なら仕方ないか。
一周5時間半の程よい山行でした。ヤマシャクヤクの新たな群生地を探しながら歩きましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。その代わり、経塚山付近で美しい景観に出会えました。こういう発見があるから山登りはやめられないのです。
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