シャクナゲの当たり年との情報をネットで目にし、堂満岳行きを計画しました。イン谷口からノタノホリ経由で登り、帰路は北比良峠からカモシカ台経由で下山する周回コースです。
出発後50分でノタノホリに。ぼんやり池を眺めていると静寂を打ち破って鴨のつがいが舞い降りてきました。
山に入ると感覚が磨かれていきます。普段とは違った見え方や聞こえ方がしたり、普段なら気付かないことに気付いたり。
何でもない枯れ木が芸術作品に見えることも。
巨人が両腕を振りかざして雄叫びを上げています。左脚のキノコは闘いの勲章なのでしょう。
得体のしれない軟体生物が斜面をゆっくりと移動しています。
これまで気付かなかったけど、こんなにブナが多かったっけ(もちろん良い意味です)。
お目当てのシャクナゲは標高850メートル付近でようやく現れました。
つぼみや咲き始めの頃は赤みが強いようです。
小さな発見や小さな感動、その積み重ねが人生の喜び。(画像はイワカガミ)
堂満岳山頂からの眺めです。風もなく穏やかな登山日和。
赤い花ばかりじゃないぞとアブラチャン。
シロモジかな。
シャクナゲのトンネルを下から見上げた図。
北比良峠でのんびりランチタイムとします。近江舞子の町並みが割とはっきり見えます。対岸には沖島。
稜線の一番右に見えるのが武奈ヶ岳。今回は武奈ヶ岳には向かわず、このまま下山します。
希少! 白のイワカガミ。
カモシカ台に着くとイワカガミの群落が。
無事登山口まで降りてきました。
小規模ながら堂満岳(東稜道)にブナ林があることを知りました。シャクナゲの時期だけでなく、ブナの黄葉を求めて秋に登るのもありかな。
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